PKSHA Technology、PKSHA Workplace、PKSHA Communicationの3社は、2022年秋以降順次、PKSHAグループが保持するAI SaaS製品の名称を「PKSHA(パークシャ)」ブランドに統一することを発表した。
PKSHAは「人とソフトウエアの共進化」というビジョンの下、ソフトウエアを軸にしたソリューション・プロダクトの展開の加速に向け、よりわかりやすいプロダクトの展開と、総合的な提供価値の拡大を図るとしている。
同社グループは、2022年4月1日付で、子会社のPRAZNAおよびBEDOREを、今後のAI SaaS事業の加速に向けPKSHA CommunicationおよびPKSHA Workplaceへ社名変更した上で、組織の統合・再編を進めている。
今回、カスタマーサクセス領域およびエンプロイーサクセス領域での「コミュニケーション領域のDX」実現のため、チャットボット、FAQシステムといった複数のプロダクトを組み合わせた総合的な提案で、社内問い合わせや顧客サポートの体験を向上する事例が拡大していることを受け、コミュニケーション課題を解決するトータルソリューションとして提供価値を拡大することを目指し、PKSHAブランドへの統一を決定。「人と共進化するソフトウエア」の開発・実装に尽力していくと述べている。
具体的には、PKSHAが提供するAI SaaSを2022年秋以降、順次「PKSHA」ブランドを冠した新たなサービスとして開始するほか、音声認識技術を活用したAI音声書き起こし・分析サービスを「PKSHA Speech Insight」として、2022年8月30日より開始した。
なお、カスタマーサクセス領域とエンプロイーサクセス領域における課題を解決するオールインワンのAI SaaS「PKSHA Communication Cloud」「PKSHA Workplace Cloud」の提供も予定しており、導入企業やユーザーにとって関連性がわかりやすい名称に統一するとともに、各プロダクトの連携を強化するとしている。
また、今回のブランド統一を皮切りに、2022年内に「PKSHA Communication Cloud」としてのパッケージプランの発表を予定しているという。