“顧客を知る”ためのデジタル接点と、リアルタイムな自社KPIのオンライン公開
データを蓄積・分析できないために“非連続な成長”と“高い収益率”の実現が困難な飲食業界。そこでCRISPは、データドリブンの推進に取り組んでいる。「仮にお客様が『美味しかった』といってくれても、本心でそう感じているのかは分かりません。しかし、アプリケーションやセルフレジを通じて収集したデータを見れば、どの商品を注文し、その人が再び同じ商品をリピートしたかどうか分かります」と語る宮野氏。
当然、同社は1回しか来店したことのない顧客や、離脱していった顧客も把握している。そして離脱の原因も、すべてデータを基に推測できる。加えてCRISP SALAD WORKSでは、アプリケーションを利用して商品を購入した顧客が、利用後のレビューを行う仕組みになっており、今では月間で約7~8万件のレポートが届く。そのデータを基に社内で問題点を議論し、PDCAを高速で回しているのである。