双日のグループ会社で、ビジネスジェットを運航するフェニックスグループのPhenix Jet Cayman(フェニックスジェット・ケイマン)は、ユーグレナが製造・販売する国産のSAF(Sustainable Aviation Fuel、ブランド名「サステオ」)を使用した初めてのフライトを実施した。
同フライトは、日本を出発するビジネスジェットとして、国産SAFを使用した初の国際線フライトだという。
今回使用した、ユーグレナ社が製造するSAF「サステオ」は、原料に使用済み食用油と微細藻類ユーグレナ由来の油脂を使用し、従来の石油系ジェット燃料と混合した環境負荷の低い燃料となっている。フライトは、2022年9月30日に成田国際空港を出発した。
双日グループでは、今後もビジネスジェットの運航におけるSAFの活用機会増加を検討中で、事業を通じてCO2削減の取り組みを進めていくと述べている。