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Zero to IPO 

消去法でのIPOではなく、積極的なM&Aなどの出口戦略へ──上場前後の継続的支援と成長産業の創出とは

『Zero to IPO』出版記念対談 Vol. 2【大櫃直人×朝倉祐介】後編

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IPO前後の断絶をうまくブリッジする銀行や証券会社の役割

朝倉祐介氏(以下、敬称略):未上場と上場の断絶というのは構造上、避けられません。おっしゃるとおりVCは、未上場企業の株式という、リスクの大きなアセットを扱います。一方、上場してしまった企業の株は、まったく違うアセット・クラスです。VCが取り扱うべきリスクとは異なるアセット・クラスに移行するため、投資先のスタートアップが上場したら、VCは売らざるを得ません。

 それを見てVCが近視眼的だという人もいますが、これはVCに出資する投資家から求められる役割を遂行していることであって、投資家の間で役割分担がなされていることの証左でもあります。逆に、上場株への投資を期待されているプレイヤーは当然ながら未上場株には基本的に出資しません。一時的に上場・未上場の垣根を越える動きもありますが、基本的には棲み分けができているのです。

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雨宮 進(アメミヤ ススム)

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