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Zero to IPO 

二種の起業家とスタートアップへの人材流入から考える、「コーポレートバリュー」と「人材流動性」とは?

『Zero to IPO』出版記念対談Vol.1【琴坂将広✕朝倉祐介】前編

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DeNA、GREEがもたらした人材流入

朝倉祐介
アニマルスピリッツ合同会社 代表パートナー 朝倉祐介氏

琴坂:ソーシャルゲームが急成長していた時期のDeNAやGREEは、その急速な成長に対応するべく、プロフェッショナルファームから経営戦略やファイナンスの実践知を有する人材を迎え入れました。その後、両社がソーシャルゲーム市場の急激な縮小期を経験したことで、それらの人材は一気にスタートアップ業界の隅々まで流れていきました。また、優秀な人材が流入しただけでなく、大企業の言語を理解している人材がスタートアップへと移動したということが重要です。互いを顧客とした契約がまとまりやすくなり、連携が活発になるといった連鎖反応が起こったのです。

 こうした時代を経て、次の世代のスタートアップでは「成果を出せない人もしくは組織文化にフィットしない人は辞めればよい」というプロフェッショナリズムと組織文化との健全な緊張関係を志向する組織が増えました。結果として、プロ人材のエコシステム内での流動化が進み、エコシステムに人材の緩やかなネットワークが構築され、ノウハウが流通するエコシステムが日本にもでき始めています。

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雨宮 進(アメミヤ ススム)

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