トランスコスモスと東北電力は、東北電力の間接業務の効率化を目的に、合弁会社「東北電力トランスコスモスマネジメントパートナー」を設立すると発表した。設立は、2023年4月を予定しており、同年9月より事業を開始するという。
新会社は、宮城県仙台市に拠点を置く予定で、シェアードサービスセンターとして、東北電力における総務、人事労務、経理、資材調達などの間接業務を集約。東北電力とトランスコスモスがそれぞれ培ってきた専門性を融合させることによる業務品質の向上を推進する。
また、東北電力グループの経営理念である「地域社会との共栄」に向けて、将来的には、東北電力グループ以外の企業に対しても、間接業務の効率化・標準化のノウハウなど、ソリューションサービスの提供を目指していくという。
新会社の設立により、東北電力は、経営効率化を加速させ、社会とともに持続的に成長する企業グループを目指す。また、トランスコスモスは、サービスの拡充や業務に関する新たな知見の獲得を目指すとともに、新会社設立に伴う新たな拠点展開を通じて、東北地域の雇用創出を行い、地域社会の活性化・発展に貢献するとしている。