エンファクトリーは2026年1月26日、異業種混合チームによるスタートアップ現場の課題解決プログラム「越境サーキット」のサービス内容をアップデートしたことを発表した。本アップデートにより、多様化する企業の育成ニーズや組織課題により柔軟に対応可能となる。

「越境サーキット」は、異業種の企業や従業員が約3ヶ月・計20時間にわたり1チームを組成し、スタートアップ企業が直面するリアルな経営課題を解決するプログラムである。各参加者は従来の座学や業務では得られない経営視座やマインドに触れ、自身の「当たり前」を問い直す経験を通して、自律的なリーダーシップを養うことを目指す。これまでに大手企業を中心に累計270社・660名以上が参加してきた。
今回の主なアップデート内容は以下の通りである。
1つ目は、「訪問型越境サーキット」の正式リリースである。これまでオンライン主体だったが、プログラム初期の課題提示時に、参加者が実際にスタートアップ企業の現場を訪問できるようになった。現地の雰囲気や事業のスピード感を体感し、深いヒアリングを通じて課題解像度を高める狙いがある。他方、完全オンライン型も選択肢としてメニュー化し、研修設計の幅を広げた。
2つ目は、キャリアコンサルタントによる「1on1プラン」の新設である。国家資格を持つコンサルタントが、課題提示後およびプログラム振り返り後の計2回、独自のアセスメントに基づく1on1面談を実施する。参加者が越境体験による行動変容を本業に還元しやすくするサポートが狙いだ。
3つ目は、組織内のサイロ化打破を目的とした「部門間・グループ企業間交流」向けのカスタマイズ対応強化である。社内の異部門やグループ会社間で協働の場を設計し、全社視点での課題意識の醸成や強固な協力体制の構築支援を図る。
4つ目は、「1day型スタートアップ経営者研修」のカスタマイズ提供の開始である。現役経営者との対話を軸に経営のダイナミズムやマインドを1日で学ぶ研修を柔軟に設計し、リーダー育成や新規事業推進など各社の目的に合わせて提供していく。

エンファクトリーは今後も参加企業や個々のニーズに合わせ、変化に強い人材・組織づくりを後押しする方針である。
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