NTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)、NTTドコモ(以下、ドコモ)、大分県宇佐市(以下、宇佐市)は、地域活性化に向けた連携と協働に関する協定を締結した。
同締結により3者は、デジタル技術の活用により、地域社会活性化および地域住民向けサービスの品質向上に取り組むという。
同協定における主な取り組みは以下のとおり。
地域住民の困りごと解決およびウェルビーイング充実に向けた実証実験
宇佐市内の一部地域において、困りごとのある地域住民と、ソーシャル・サポーターをインターネット上でマッチングする実証実験を行う。地域住民の困りごとはオペレーターや各種施設の窓口で収集され、地域のコーディネーターにより、デジタルプラットフォームに登録。同サポーターが困りごとをサイト上で閲覧し、解決に手を挙げることで、マッチングが成立し、これにより地域住民の困りごとの解決やウェルビーイング充実を目指すという。
主要な交通結節点を活用した地域活性化に関する取り組み
交通結節点を拠点としたコミュニティ活動の一環として、デジタル技術を活用した地域社会の活性化について検討する。
地域住民向けデジタルデバイドの解消や地域活性化につながる取り組み
地域住民がデジタル技術に触れる機会を創出するため、高齢者向け出張型スマホ教室の開催や、小学校学童向け教育プログラムの提供などを共同で検討していく。
また、同取り組みにおける役割は以下のとおり。
- 宇佐市:フィールドの提供、実証実験の結果をもとにした政策検討・実行
- ドコモ:実証実験の企画・運営やデジタルプラットフォームの提供、出張型スマホ教室の開催
- NTT Com:交通結節点を拠点としたデジタル技術の活用に関する検討支援、小学校学童向け教育プログラムの検討