スキルマーケット「ココナラ」を運営するココナラは、「人事戦略・人的資本経営方針」を初めて公表した。
同社では、“ココナラ経済圏の実現”という中期経営戦略に沿って、事業多角化や新規事業立ち上げといった事業・組織環境の変化に機動的に対応するための人事戦略を策定。
戦略上の重点テーマである「組織戦略オプションの獲得」に向けて、KPIの設定とモニタリング、Asis-Tobeギャップ分析、「会社と個人のあり方」を示した人事ポリシーの策定などを実施し、これを基盤に人事施策を展開してきたという。
新人事ポリシーについて:会社と個人のあり方を明示
ココナラでは、「会社の成長とビジョン・ミッションの実現」と「個人の自律的な成長とWillの実現」の両立に不可欠なのは、会社は個人に何を求め(期待)、何を支援するのか(提供)を明確にすることだと考えているという。
この考え方を新人事ポリシーとしてまとめ、「会社と個人は対等でありたい」と明示し、ココナラの人・組織の基盤となる考え方として、各人事施策に反映していると述べている。
人事戦略テーマ
人事戦略実現に向けたAsis-Tobeギャップ分析をふまえ、5つの重点取り組みテーマを設定している。