ISO30414はガイドライン規格だが、「全体として認証」されるイメージが形成されておりズレている
もう一つ注目すべきは、ISO30414が「ガイドライン規格」として発行されたという点です。ガイドライン規格ということは、各企業がそれを参照し、その中から自社の状況や戦略に適した部分を選んで活用できるということです。
しかし、国内外の企業で独自に行われている“ISO30414をもとにした認証”が大きくHR業界で採り上げられたため、「ISO30414はそもそも全体として認証されるためにつくられたもの」という、マネジメント認証規格のような性質を持つ指標だと誤解されているケースが多く見られます。
