テクノロジーをビジネスで活かす秘訣は「現場」から
ZMPはソニーモバイルコミュニケーションズと資本提携をすることで、新しく産業用ドローン技術を提供する株式会社エアロセンスを立ち上げた。ZMPの自動運転技術とソニーのカメラ・センシング技術を組み合わせて、測量や調査などを行う予定で、すでに国内外から注目を集めている。
さまざまな領域に挑戦し成功を収める秘訣は、谷口氏の「技術先行でいっても、現場では受け入れられない」という言葉にも表れている。新しいテクノロジーが社会に登場する時、様々な障害と直面する。しかし、必要なところに求められる形で提供すれば、ソリューションとして受け入れられる。この「求められているのはなにか?」という、ビジネスの基本になる視点こそが、テクノロジーをビジネスに取り組む際に最も重要になる視点となるのだろう。