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日立が「CIPO」主導で挑むグローバル知財活動と、知財部門が目指すべき「公邸料理人」のような存在とは

「PatentSight Summit2023」レポート

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日立のIPランドスケープ 自社のポジショニングを分析する

 知財管理・分析の方法については、他分野と同様にデジタル化が進み、様々なツールが登場・進化してきた。クラスタリング分析や価値評価、ヒートマップ、論文とのマッチング、さらにはニュースや財務・株式情報を掛け合わせて、事業ポートフォリオや注力エリアを推し量ることも可能になった。日立でも、ベンチマーク分析で特許の総合価値を時系列変化で可視化したり、スタートアップの所有する特許などから買収の検討を行ったりと、様々な分析・活用がなされている。

 また、社内だけでなく社外の研究会やセミナーにも積極的に参加して情報を得ながら、トライアルを繰り返して知財分析・活用のノウハウを蓄積してきた。そうした結果、グループ全体で「IPランドスケープ」の普及が進んできたという。

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伊藤 真美(イトウ マミ)

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