エンジニアと経営者やマネージャーのギャップを埋める共通言語が必須
倉貫:再現可能な仕事はこれからどんどん自動化していくことを考えると、人間がやる仕事の多くはクリエイティブで再現性のないものになっていきますよね。そうなると、僕らが今、エンジニアやクリエイターのマネジメントと言っているようなマネジメントスタイルを、もっと他の職種でもやらなきゃいけなくなるんじゃないかと思うんです。
小野:確かに。これまでは再現性が高く交換可能な人を作れる組織が良いという価値観があって、実際にそれで成功してきたわけです。でも今は、交換不可能な個人技みたいなものをどこまで事業競争力につなげられるかが大事で、プログラミングなんてその最たるものですよね。そういう意味では、あらゆる仕事のマネジメントがエンジニアマネジメント的になってくるというのは、そうかもしれません。