リスキリングはBS発想で行い、クリエイティブに再現性を求めない
倉貫:前回の対談で青木さん(株式会社クラシコム 青木耕平代表)も言ってましたが、一般的には、人が増えたらその分できることが増えると考えます。例えば、引っ越しの作業員を2倍にしたら、たとえ力のない人が混じっていても小物くらいは運べるはずだ。だから作業の時間が半分にはならなくてもちょっとは足しになるよね、という足し算の考え方ですよね。
でも、足し算どころか引き算になる可能性があるのが、ソフトウェア開発の特性です。未経験の人が入ったら、説明をしたり、質問に答えたり、その人が作ったもののレビューをしたりということにベテランの時間が取られてしまうから。