オムロン ソーシアルソリューションズ(以下、OSS)、真庭市、真庭木材事業協同組合は、真庭市における広葉樹の付加価値向上の取り組みに関する協定を締結した。
同連携協定では、広葉樹が市内の森林面積の約4割を占める真庭市で、同市自治体、OSS、地元木材事業協同組合の3者が広葉樹の付加価値を高めるサプライチェーンを構築。森林所有者および事業者への利益還元の実現とともに、森林の持つ多面的な機能が将来に渡って発揮される姿を目指すという。
同プロジェクトを通じて3者は、広葉樹の新たな需要を調査し、付加価値の高い家具や内装材、樽などの活用のニーズを探索。伐採から製材・加工、最終メーカーへの流通までを効率的に行うためのサプライチェーン構築による事業モデルの検証を行うとしている。概要は以下のとおり。
目的
- 真庭市における広葉樹の付加価値向上と、そのための事業モデルの構築
期間
- 2023年8月~2027年3月
各者役割
- 真庭市:取り組みについての情報発信、課題の抽出と必要な政策支援
- OSS:サプライチェーンシステムの設計・開発と運用・管理、広葉樹活用のための市場調査・マーケティング
- 真庭木材事業協同組合:組合員と連携した木材供給および製材・加工に関する調整