アドビは、LINEヤフーが展開するビジネスやエンターテインメント領域においてクリエイターを対象にクリエイティブな創作活動の支援を行うため、協業していくことを発表した。同協業では、主に3つのカテゴリを注力分野として掲げているという。概要は以下のとおり。
クリエイティブツール「Adobe Express」と「LINE Creative Lab」の連携
LINE Creative LabはAdobe Expressを連携させることで、「LINE広告」や「LINE公式アカウント」など、LINEヤフーのビジネス向けサービスで使用するクリエイティブ画像や動画をAdobe Expressで作成、編集し、LINE Creative Labへ保存できるようになる。Adobe Expressには、テンプレートや生成AI機能が搭載されており、これらの機能を活用することで、これまでのデザイン創作における工数の削減や、質の底上げに役立てることが可能だとしている。
クリエイティブ発展のための相互支援
両社サービスのクリエイターに向けて、様々なクリエイティブ活動に活かせるノウハウを相互に学べる取り組みを実施。両社共同で、プロクリエイターによるコンサルティング支援などを通して学びの場を拡張し、クリエイティブの質向上、ファンの獲得など、クリエイターの活動プロセスにおいて支援を強化していくことで、クリエイターエコノミーの活性化を図っていくという。
コミュニティの共創
コミュニティを強固なものとするため、両社による世の中の才能を発掘するようなクリエイターコンテストの企画などを通して、クリエイター自身からの知見を集約する場を共創していく予定だとしている。