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日立、野村證券ら、IoT・ブロックチェーン基盤など活用した「デジタル環境債」の発行に向けて協業

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 日立製作所(以下、日立)、JPX総研、野村證券、BOOSTRYは、日立によるIoTやブロックチェーン基盤などのデジタル技術を用いた「グリーン・デジタル・トラック・ボンド」(以下、デジタル環境債)の発行に向けて協業する。

 デジタル環境債は、デジタル技術を活用して、グリーン投資に関連したデータの透明性の向上やデータ収集の効率化を目指す債券。日立とJPX総研が開発した環境改善効果をタイムリーに参照できるグリーン・トラッキング・ハブに加え、BOOSTRYが提供するブロックチェーン基盤を活用した社債型セキュリティ・トークン(デジタル債)のスキームを活用するという。

デジタル環境債のスキームイメージ図<br/>[画像クリックで拡大表示]
デジタル環境債のスキームイメージ図
[画像クリックで拡大表示]

 4社は、今回の日立での発行に続いて、今後も同スキームを活用してデジタル環境債の発行を促進し、多くの発行体や投資家が利用可能とすることで、社会全体のカーボンニュートラルの実現に貢献していくとしている。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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