ディー・エヌ・エー(DeNA)の子会社である日本テクトシステムズと、ティーガイアは業務提携をした。ティーガイアが持つ携帯ショップなどの販売網や自治体とのつながりを活かし、日本テクトシステムズが提供する認知機能検査体験アプリ「MOGI」を普及・展開させることに加え、将来的な認知症事業の立ち上げ検討を目的としているという。
日本テクトシステムズは、認知症関連で事業を展開しており、タブレットによる高齢運転者の認知機能検査システム「MENKYO」は、2023年度には30都道府県警が導入予定、今後は47都道府県警での導入も見込まれているとのこと。一方、ティーガイアは、リアル(オフライン)とデジタル(オンライン)の両面から健康に関する悩みの解決につなげるシニア向けヘルスケア事業や、「ICT教育によるデジタルデバイド解消」に取り組んでいるとしている。
同業務提携を通じて、シニアの健康促進とデジタルデバイド解消に貢献すべく、携帯電話販売で全国的なネットワークを持つティーガイアと、認知症関連のサービスを提供している日本テクトシステムズ、両社の事業シナジー創出を目指すという。