損保ジャパンとX Mileは、物流業界の「2024年問題」をはじめとする経営課題の解決と交通事故削減に向けた業務提携を開始したと発表した。2026年11月から、損保ジャパンの全国の代理店網が紹介した物流事業者に対し、X Mileが物流特化型ソフトウェア・AI『ロジポケ』を特別プランで提供する。

『ロジポケ』は、安全教育管理、車両管理、労務管理、配車管理などの機能を備えた経営・業務管理クラウドサービスである。紙やExcelで行われていたアナログ業務をデジタル化する。
損保ジャパンの代理店は、保険契約の管理を通じて物流事業者の事故発生状況を把握している。そのため、安全教育や労務管理に課題を抱える事業者を早期に特定し、必要なタイミングで提案できるとしている。一部代理店での先行実証では、紹介先の事業者から「まさに課題と感じていた領域だった」との評価が多く寄せられた。導入後の定着もスムーズに進む傾向が確認されたことから、全国での本格展開を決めた。
X Mileは、紹介を受けた事業者に『ロジポケ』の提供と導入サポートを行う。損保ジャパンの保険契約の有無にかかわらず、初期費用、月額費用、導入支援を優遇する。損保ジャパンは、代理店向け説明会の開催や提案ツールの提供を通じて、全国の支店・代理店網に本スキームを周知する。
両社は今後、次の3点について検討を進める。バス・タクシー等の旅客運送事業者向け『モビポケ』などへの対象領域の拡大、『ロジポケ』と損保ジャパンの事故防止支援サービスとの連携、安全教育・労務管理の実施状況を踏まえた新たなリスクマネジメントの仕組みづくりである。
【関連記事】
・コクヨ、仙台市に物流拠点「東北IDC」開所 ロボット活用で生産性約40%向上見込む
・コクヨ、約176億円投じ同社最大規模の物流拠点を滋賀で着工 2029年稼働へ
・日立、CLO向け物流データ統合ソリューション「HDSL」を提供開始
この記事は参考になりましたか?
- 関連リンク
- この記事の著者
-




