日揮ホールディングスは、海外EPC事業会社の日揮グローバルが2026年11月1日付で「戦略プロジェクト本部」を新設すると発表した。将来の成長市場を見据えて事業開発・案件創出機能を強化するのが狙いだ。新本部は、新規案件の創出から事業拡大までを一気通貫で推進する組織と位置づけられている。

日揮グループは中期経営計画「BSP2030」のもと、事業環境の変化を成長機会と捉え、新たな収益基盤の確立に取り組んでいる。その実現に向け、顧客の課題やニーズを起点としてEPC案件を創出する提案型・課題発掘型のアプローチを強化している。
新本部は、これまでトランジションエナジープロジェクト本部、先端産業プロジェクト本部、テクノロジーデベロップメント本部の3本部で推進してきた事業分野に経営資源を集中させる。具体的には、先端産業、クリティカルミネラル(非鉄製錬)、サステナブル、宇宙インフラ分野の組織・機能を集約する。これらの分野は対象市場や技術が異なるものの、顧客との対話を通じて課題を発掘し、解決策を提案しながらEPC案件の形成につなげる点で共通しているという。
各分野で培った知見や経験は組織横断で共有・活用する。これにより、新領域の開拓に必要な事業構想力、顧客課題の発掘力、案件形成力などの組織能力の向上を加速する。同グループは今後もグループ内外の連携を強化し、次世代の事業ポートフォリオの構築・発展に取り組むとしている。
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