■濱口秀司さん関連記事
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USBメモリの発明をはじめ、幅広い業種のイノベーションに携わってきた濱口秀司氏。誰も見聞きしたことがないイノベーティブなアイデアは不確実性が高いため議論を呼びやすい。そのため、イノベーションを実現するには、通常のマーケティング(エクスターナルマーケティング)の前にまずは、仲間や社内を説得すること(インターナルマーケティング)が不可欠だという。クリエイティブ層を悩ませる、マネジメント層とのコミュニケーションギャップを埋める「社内説得」に関して、濱口氏が豊富な経験から導き出した方法論を解説いただい...
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USBメモリや日本初のイントラネットの開発に携わった実績を持つビジネスデザイナーの濱口秀司氏は、商品やサービスの機能やデザインに加えてストーリーの重要度が高まってきているとみている。濱口氏がストーリー性、ストーリービルディングを現在どのように捉えようとしているかを語っていただいた。
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製品やサービスの開発で新しいアイデアを生み出していくには、プロジェクトの情報量の管理も重要だ。日本初のイントラネット構築、USBメモリの発明など、幅広い業種のイノベーションに携わってきた濱口秀司氏に、発想重視の「クリエイティブプロジェクト」の進め方について聞いた。前回記事はこちら、前々回記事はこちら。
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日本初のイントラネット構築、USBメモリの発明など、幅広い業種のイノベーションに携わってきた濱口氏が、2013年、デザイン会社monogotoを立ち上げた。長年アメリカのデザイン会社Zibaに所属し、世界中の企業と仕事をしてきた濱口氏だが、monogotoでは当面、日本企業のみをクライアントとすると言う。濱口氏にmonogotoでの取り組み、日本企業をどう見るかを聞いた。
■山口周さん関連記事
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山口周さんが語る、ビジネスにおける「アート」と「サイエンス」のリバランスとは?
9月2日(土)・3日(日)の二日間、日本の禅の中心地・鎌倉の建長寺で行われた初のマインドフルネス国際フォーラム「Zen2.0」。国内外からさまざまな分野のスピーカーが招かれた。「ビジネスにおける『アート』と『サイエンス』のリバランス」と題された講演では、世界有数のコンサルタント企業コーン・フェリー・ヘイグループの山口周氏が登壇し、ビジネスの世界における美意識の重要性について語った。
■坪田朋さん関連記事
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坪田朋氏が見据える、デザイナーや事業開発職の“プロジェクト型”の働き方とキャリア
スキルを磨いてやりたい仕事に就きたい。ポジションや待遇もアップさせたい。そのために、自らでキャリアをデザインすることも大切ではありますが、全く違うアプローチで、自分の可能性を高めることができるのではないか。その問題意識のもと、「デザインしないキャリア」の有用性について、その実践者の言葉をもとに検証していきます。連載第八回は、ライブドア、DeNAを経て、BCG Digital VenturesにてExperience Design Directorを務める坪田 朋さんにお話を伺いました。
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組織におけるUXデザイナーの「働き方」と「キャリア設計」のあり方とは?
8月6日にリクルートメディアテクノロジーラボによるイベント「UX RIDE 2016」が開催された。Biz/Zineでは、元DeNAデザイン戦略室長、現在はBCG Digital Ventures に勤める坪田朋氏のセッション「概念のUXデザインを現実に変えるには何が必要なのか」の様子をお届けする。後編では、UXデザイナーのキャリア設計、優秀なデザイナーの採用、組織がデザインシフトするために必要なことを語った内容をお届けする。
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BCG Digital Ventures坪田氏が語る、UXデザインを実行する組織の作り方
8月6日にリクルートメディアテクノロジーラボによるイベント「UX RIDE 2016」が開催された。Biz/Zineでは、元DeNAデザイン戦略室長、現在はBCG Digital Venturesに所属する坪田朋氏のセッション「概念のUXデザインを現実に変えるには何が必要なのか」の様子をお届けする。全2部作の前編では、坪田氏がDeNA内部で独立したデザイン戦略室を立ち上げた経験をもとに、「組織のデザインシフト」の方法について取り上げている。
■宇田川元一さん関連記事
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イノベーションを生む組織が「コラボレーションの促進」と「経験からの学び」を重視する理由
日本の企業社会は、今大きく変わろうとしている。日本企業の低迷を打ち破るべくイノベーションの必要性が叫ばれる一方で、働き方改革への切実なる要請も高まっている。マネジメント理論では、ホラクラシーやリーン・スタートアップなどの新しい概念が登場し、一方で、システム思考や社会構成主義に代表される新しい考え方にも徐々に関心が高まっている。様々な概念や考え方が登場することは、使える道具が増えるという意味では良い。しかし、一方で、あまりのスピードで次々と現れる様々な考え方に対して、これらが一体何を論点とし、何...
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新しい組織は「階層構造」から「共同体」になり、リーダーは「ファシリテーター」となる
組織論の領域でも、これまでにコラボレーションを促進し、経験からの学びを活かす組織のあり方は研究されてきた。これらの研究では、旧来の階層構造とは異なる「共同体(community)」として組織を捉え直す研究が展開されている。前回のコラムの流れを受け、第2回のコラムでは、「実践の共同体(community of practice)」と「協働する共同体(collaborative community)」という二つの共同体についての議論を紹介し、「コラボレーションの促進」と「経験からの学び」がどのよう...
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なぜ新規事業の芽は“合理的”にミドルに摘まれるのか──「共進化ロックイン」の罠
日本企業がイノベーティブな存在だと認識されなくなって久しい。イノベーションは、単にアイデアがあるだけではなく、それが社内淘汰環境を生き抜いて、資源配分を受け、事業化に成功ことによって初めて成し遂げられる。そうであるならば、新規事業が社内で育たなくなっていることに、その要因があると考えられる。それはなぜだろうか。この点について、あまり日本では紹介されていない経営戦略論研究者バーゲルマンが明らかにした、市場と戦略が共進化して新規事業が淘汰されてしまう「共進化ロックイン」に関する議論を紹介する。その...
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ツクルバ中村氏が“森的な組織”で実践する、ビジネスに必要な「直線と曲線の融合」とは
本シリーズでは、2007年の創業時から新しい経営方法を追求してきたダイヤモンドメディア株式会社の武井浩三代表取締役と、イノベーティブで協働的な組織のあり方とその実践について研究を行う宇田川元一氏(埼玉大学 准教授)が、これからの組織とそこに近づく方法について様々な方と語り合う。今回のゲストは、2011年に株式会社ツクルバを共同創業し、コワーキングスペースやリノベーション住宅の流通プラットフォームなど様々な場のデザインを手掛ける中村真広氏。前・中・後編にて、今の時代におけるリアルな場の価値や、独...
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デザイナーやクリエイター経営者が組織に生み出す「ジャズセッションのグルーヴ感」とは
ダイヤモンドメディア株式会社の武井浩三代表取締役と埼玉大学の宇田川元一准教授が、株式会社ツクルバの共同代表中村真広氏を迎えて行った鼎談。前編に続き、組織やビジネスのあり方が“直線の世界”から“曲線の世界”へと変化する中でのそれぞれの実践や実感が語られた。