米国のスタートアップAICUは、日本語のAI用語集「みんなでつくるAI用語集(β)」をクリエイティブ・コモンズ(CC0)でサービス開始すると発表した。
同サービスは、オープンなAIDX開発と国際科学コミュニケーションの基盤を提供するもので、生成AI技術の社会的認知、価値向上、市場開拓と「日本語から世界に発信するクリエイティブAIコミュニティの醸成」に重点をおいて試験的に期間限定で実施されるものだという。
生成AI分野の新技術や専門用語について、世界中の寄稿者がフォーマットに従い、用語定義や論文解説、サンプルコードや動画へのリンクを提供可能。寄稿者は事実に基づき寄稿し、AIボット技術とコミュニティによって推敲と発信が実施されるという。匿名での参加が可能であり、クリエイティブ・コモンズ(CC0)に寄稿することで、著作権の放棄を明確にするとのこと。Wikipediaと異なる点は、noteでのコミュニティへの参加など一定の実験への参加条件を満たすことで、Amazonギフト券やUSドルでの報酬を受けることができる点だとしている。