NTTデータ東海は、地域金融機関とともに地域創生を実現するサービス「ちいスタ!」を立ち上げたと発表した。
ちいスタ!は、NTTデータ東海が取り組むスタートアップ企業などと地域金融機関と共創して地域のデジタル化や地域創生を実現するサービス。NTTデータ東海の目利き力、スタートアップ企業などがもつ技術やソリューション、地域金融機関の有する地域の目線と顧客接点をそれぞれ活かし、新たな価値を付加したサービスとして地域に提供するという。
ちいスタ!の第1弾として、地域店舗のDX化とデジタル活用による地域活性化を支援するサービスの事業性検証を2024年3月より開始。同サービスはNTTデータ東海が遠州信用金庫とトイポとともに2022年11月より価値検証を進めてきたもので、今回本格開始に向けた最終段階の事業性検証を行うとしている。
今回事業性検証を開始するサービスでは、トイポの提供するリピーター集客支援ミニアプリプラットフォーム「toypo」を、地域の中小・零細店舗に合わせて機能や料金をカスタマイズして提供。toypoのデジタルマーケティング機能を利用して、地域店舗はそれぞれの顧客に対してお知らせやクーポンの配信などを行うことができる。また、信用金庫においても、地域店舗間の周遊を促進する施策などをtoypoを使って主催できるという。
同サービスは、遠州信用金庫での事業性検証の後、NTTデータグループを通じて全国の地域金融機関への展開を予定。NTTデータ東海は今後も、共創パートナーとともに、ちいスタ!のサービスを拡充し、地域課題の解決と地域創生を目指すとしている。