DX推進で「生殺与奪の権」を握るのは誰か
既に事業モデル変革をしてリソースが潤沢にある先進企業である場合を除き、大半の企業はあらゆる面でリソースが不足しています。そうした企業にあらゆる領域の「デジタル人材」を揃えよと唱えることは現実的ではありません。こうした場合、企業は自社にとって本質的に必要な人材のみを社内で育成し、それ以外の部分については社外からリソースを賄う必要があります。つまり、人材面におけるリソースの選択と集中が必要になるわけです。
具体的にどのような人材リソースにフォーカスすべきなのでしょうか。DX推進において非常に重要なこの観点について、漫画『鬼滅の刃』の有名シーンを例として向き合うことにします。