顧客とのつながり、イノベーティブな商品があって生まれた「ネスカフェ アンバサダー プログラム」
島川:それと、2010年頃にはCRMとデジタルを組み合わせた戦略を推進していたという背景もあります。
通常、B to B to Cでやっていると消費者の反応は調査でしか分かりません。しかしネスレ日本では、まだデジタルツールがない時代からお客様の会員プログラムを作って直接つながるという取り組みをやっていました。そして、YouTubeが全盛になる前の2010年頃から、エンタメコンテンツをたくさん作り、これをきっかけに自社のオウンドメディアにお客様を集めてきました。