ビジネス人材からデータ人材へ、ゾクセイを用いて分析要件を伝える

　さて、こうしたゾクセイの考え方が、分析要件を定義し、ビジネス人材とデータ人材が円滑に意思疎通を行うためのコミュニケーション手段として最適であるということは、前回記事において述べた通りです。

　ただ、ここまでお読みいただいた方はお気づきの通り、前回記事の最後に例示した「分析要件」はゾクセイの考え方を使わなくても、誤解なく意思疎通できる極めてシンプルなものです。しかしながら、より複雑で詳細な分析をしようとすると、店舗や顧客を分類する、つまり特徴に応じてセグメント分けする必要が出てきます。そうした場面でゾクセイの考え方を用いて定義し、また、コミュニケーション手段として用いていくことになります。