キヤノンマーケティングジャパン(以下、キヤノンMJ)は、グローバル・ブレインと共同で運営するCVCファンド「Canon Marketing Japan MIRAI Fund」を通じて、生成AIを活用した完全自動運転車両の開発に取り組むTuring(以下、チューリング)に出資した。
キヤノンMJは、チューリングの技術力と組織力による新しい移動体験の実現と、それを支える中核技術となる生成AIと半導体の開発およびその後の事業の広がりに期待して、今回の資金調達に参画したという。
キヤノンMJグループは、社会課題を解決するための事業創出に取り組む専門組織「R&B(Research&Business Development)推進センター」を2024年1月に立ち上げており、同出資を通じて、R&Bが探索した新たなビジネスのアイデアと、チューリングが持つ要素技術を結び付けることで、ITソリューションやBPO事業の拡大とともに、AIを軸にした新たな事業の創出を目指すとしている。
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