住友生命保険(以下、住友生命)は、VCファンド「SUMISEI INOVATION FUND」を通じてACCELStarsに出資し、睡眠習慣改善サービスの開発に向けた事業共創を進めていくと発表した。
住友生命は、顧客の健康増進をサポートするVitality健康プログラムを中心としたWaaS(Well-being as a service)を通じて、顧客のウェルビーイングに資するサービスの提供を目指している。
ACCELStarsは、「睡眠を解明し、新たな医療を創造する」というビジョンのもと、睡眠検出アルゴリズムを開発し、睡眠情報を観測することを精神疾患・神経変性疾患などの各種疾患の診断・予防・治療につなげる事業開発を行っている。
住友生命は、ACCELStarsのノウハウが、WaaSにおいて、睡眠状態を評価し、睡眠習慣の改善から健康増進につなげるサービスの開発に活用できると考え、今回の出資に至ったという。
今後、住友生命はACCELStarsの持つ睡眠領域の知見およびアカデミアでの研究にて活用される蓄積データと、既にACCELStarsが企業に務めている人向けに提供しているサービスを掛け合わせ、人々が潜在的に抱えている睡眠課題の改善に向けたサービスの開発に向けて取り組んでいくとしている。
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