博報堂は、EC領域に特化した組織横断型プロジェクト「HAKUHODO EC+」において、日本各地域の地方自治体・事業者のEC/DX支援を行う「地域DXソリューション」の新たなメニューとして、各地域の物産から観光までを統合的に支援する「観光DXソリューション」を提供開始した。
観光DXソリューションでは、観光誘客だけでなく、「観光×物産」の取り組みにより、「交流人口」の「関係人口」への変容を促すための支援を行う。
観光誘客を最大化するPRサイトやSNSアカウントなど基盤構築から、顧客データを活用して再来訪を促すリテンションマーケティングなどの観光DX支援、認知から検討、購買に至るフルファネルのコマース領域まで支援する。
たとえば、オリジナルのデジタル会員証プログラムでは、デジタルスタンプラリーの実施や道の駅・地域の飲食店などで使用できるクーポンの配布といった「観光中」の支援だけでなく、産地直送型物産モールでの購買・ふるさと納税への誘導も行い、「観光後」につなげていくことで、観光客の「交流人口」から「関係人口」への変容を支援するとしている。
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