Cross Capitalは、事業会社のオープンイノベーション実装支援に特化したFund of Funds(以下、FoF)、Cross Capital I Limited Partnershipに、既存LPの富士ソフトに加え、新たにパナソニック・JRE VENTURES(JR東日本CVC)・博報堂DYベンチャーズの3社が参画したと発表した。
Cross Capitalは、日本企業のイノベーション実装支援を目的として設立され、2023年12月に運営開始を発表。
FoFならではの特徴を活かした世界30都市・1,800社超のグローバルポートフォリオや独自の伴走支援の仕組みに加え、出向を活用した人材育成プログラムなどが評価され、今回新たに3社の事業会社LPが参画したという。
2024年度中に、東南アジア・欧州などを中心に、トップティアVC 5~7社程度(最終的には10社程度)への投資コミットを行い、DX・Industry 4.0・Fintech・Smart City・Sustainability・Commerce・Mobility・Deeptech・Digital Healthなど、多岐にわたるセクターをカバー予定。合わせて、事業会社LPとのオープンイノベーション活動を本格化していくとのことだ。
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