パーソルビジネスプロセスデザインは、統合型SXプラットフォーム「サステナビリティERP」の提供により、booost technologiesと資本業務提携契約を締結した。
両社は、2022年5月にパートナーシップ契約を締結し、両社の取引先などに対する脱炭素化支援を行ってきたが、今回の資本業務提携を通じてさらに連携を強化し、SX領域での双方の事業発展を目指す。
サステナビリティ情報開示義務化を見据えた支援
booost technologiesの提供する社内外のESGデータ収集、分析、開示(第三者保証)、経営の意思決定支援をワンプラットフォームで実現するSustainability ERP「booost Sustainability Cloud」に対して、パーソルビジネスプロセスデザインが培ってきたエネルギー分野のビジネスや、業務の仕組みづくりと脱炭素領域における支援実績におけるノウハウをかけあわせる。
これにより、業務効率化や生産性向上だけでなく、法制度の改正にともなう対応まで包括的なサポートを実現するという。
知財活用・人事交流によるGX・SX人材、GX・SXソリューションの拡充
双方の事業成長を目的として、GX・SXマネジメントに関連する知財の共有と業務への展開により、GX・SX人材の創出や技術開発でESG経営への非財務情報の活用をリードする。
また、インフラ構築や組織・仕組み構築により現在のビジネスプロセスをGX・SXの変革につなげていくことを目指す。
連携強化によるサービスの進化
両社のノウハウや技術の交流により、人材の専門性強化・BPOサービスの進化を図るとともに、技術の進化に還元。これにより、顧客のGX・SXに関する課題をワンストップで解消し、日本企業が抱えるGX課題や人手不足の問題にも貢献するとしている。
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