三菱UFJ信託銀行は、2026年2月より、人的資本開示・実践向上支援サービス「じぶん資本ぱれっと」を全社員向けに提供開始したと発表した。本サービスは、従業員エンゲージメント向上を目指す企業向けに、2025年10月から提供されてきたWebアプリケーションである。

「じぶん資本ぱれっと」は、従業員のWellbeingを向上させるため、特に金融面(Financial Wellbeing)、身体面(Physical Wellbeing)、キャリア面(Career Wellbeing)の3領域に着目し、これらを「じぶん資本」と定義。社員一人ひとりが会社制度や社外サービスを活用しながら、自律的に自身の資本を高める行動を促進する仕組みとなっている。
本サービスの導入企業では、ダッシュボード機能を利用し、「じぶん資本」の向上状況を可視化できる。これにより、人的資本投資の効果検証や改善活動の実施が容易になり、従来、効果測定が難しかった人的資本経営の推進や現場での実践プロセスの高度化が期待できる。三菱UFJ信託銀行では2025年10月から一部社員を対象に試行利用していたが、2026年2月より全社員に向けた本格提供へ移行した。
また、2026年4月以降は、複数の外部企業にも順次サービス提供を予定しており、人的資本経営を志向する他社からも関心が寄せられている。今後は、サービスがカバーする人的資本領域の拡大や、企業側での戦略策定・KPI設計支援、従業員向けサーベイ機能の追加といったサービス機能の拡張も進められる予定である。
同社は、自社を含む利用企業でのWellbeingやエンゲージメント向上を目指し、サービス利用の促進や年間を通じた活用提案も強化。「じぶん資本ぱれっと」を通じて顧客企業の人的資本経営支援と企業価値向上を目指していくとしている。
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