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アスタミューゼ、次世代イノベーションエンジニアリングAIシステムのトライアル提供を開始

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 アスタミューゼは、「社会課題データ」「市場データ」「技術データ」を統合的に活用し、次世代イノベーションエンジニアリングAIシステム「astamuse Innovation Foundry」のトライアル提供を開始する。

「astamuse Innovation Foundry」が提供する価値

1.未来インテリジェンスとテーマ創出

 AIがリアルタイムに、技術・市場・規制・社会ニーズのきざしをとらえ、潜在的な競合・脅威を分析。将来の成長テーマや事業ドメインの再定義、リスク軽減を支援するという。投資動向やKOL(Key Opinion Leader)ネットワークなどの未来指標を組み合わせ、潜在的な市場機会や研究開発テーマの創出を促進するとしている。

  • 分析手法:技術萌芽分析、KOL分析、投資/規制動向分析、領域/市場分析

2.企業価値向上・資本市場戦略

 企業の財務・非財務情報を統合的に分析し、事業構造・技術資産と企業価値との相関性を可視化。将来の成長性やESG対応、資本市場の評価軸との整合性をふまえた情報発信と経営判断を支援し、企業価値の持続的向上に貢献するという。

  • 分析手法:企業価値相関分析、自社ドメイン再定義、投資/規制動向分析、出口探索/分析(IPO・M&A含む)

3.既存事業の成長戦略・新規事業の創造戦略

 複合的なデータ分析により、既存事業の技術や市場に対する深い理解を基盤に成長可能性の高い新規事業領域を探索。技術の用途展開、市場ニーズの変化、競合動向の変容を統合的にとらえ、戦略的な事業拡張とイノベーション創出を同時に実現すると述べた。

  • 分析手法:領域/市場分析、技術萌芽分析、ビジネスモデル探索/分析、自社成長領域定義

4.M&A・オープンイノベーション戦略

 外部企業やスタートアップの技術力と事業成長性を多面的に評価し、戦略的M&Aや提携候補の発掘を支援。技術・市場・人的資本などの統合によるシナジー効果を最大化し、非連続的な事業成長の実現にむけた意思決定を後押しするとのことだ。

  • 分析手法:企業ソーシング、事業/技術/ESGDD(ESGデューデリジェンス)、Value Chain分析/推定、出口探索/分析(シナジー考慮)

5.R&D戦略・技術資産活用・イノベーションポートフォリオマネジメント

 自社の保有技術や研究資産に体系的な評価と棚卸しを行い、研究テーマの選定や資源配分の最適化を支援。外部との共創や技術ロードマップとの接続を通じて研究開発の実行力を強化し、イノベーションポートフォリオの戦略的運用を可能にすると述べた。

  • 分析手法:技術評価/棚卸、技術PF(ポートフォリオ)マネジメント、事業/技術/ESGDD、投資/規制動向分析

6.社会課題起点での共創・サイエンス視点での事業開発

 社会課題や地域課題に対する解決起点と、大学や研究機関に眠る、革新的な研究シーズ起点の両面からスタートし、大学・自治体・VC等との共創をつうじて事業化を推進。社会的インパクトと経済的リターンの両立を見据えたテーマ創出・出口設計を行い、持続可能な産業・企業の創造に貢献するという。

  • 分析手法:研究評価/棚卸、出口探索/分析(社会実装)、投資/規制動向分析、事業/技術/ESGDD

「astamuse Innovation Foundry」の利用対象

 「astamuse Innovation Foundry」は、時代の変革をリードしようとする次のような企業・団体をおもな対象としていると述べた。

  • グローバルな成長戦略を加速したいリーディングカンパニー
  • 強みとなる先端技術や独自のバリューチェーンを保有する川上・川中・川下企業
  • 変化の波を察知しあらたな支援先を探索する金融機関・機関投資家・アセットマネジメント
  • データやアルゴリズムを政策立案や社会公益に活用したい官公庁
  • 研究シーズの社会実装を推進する大学・研究機関
  • 有望な投資先を求めるベンチャーキャピタル
  • 加速的な事業成長を目指すスタートアップ企業

利用形態と実現時期

 「astamuse Innovation Foundry 」はベースとなるデータ基盤に加え、お客様のニーズに合わせた分析プロセスや分析結果を提供。最新のAI機能と豊富なデータインテリジェンスを、初期投資をおさえながらタイムリーに活用できるとのことだ。

 現在、トライアル利用および導入に関する問い合わせ受付を行っている。なお、本格的なサービス提供は2026年頃を予定しているという。

 トライアル利用の申し込みに関する問い合わせはこちら

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