経営企画の役割は「参謀・推進者・翻訳者」
セッションの最終テーマは、「経営企画の本質的な役割」に関して。大企業とスタートアップでの経営企画の違いについて、小田氏は「大企業では各事業部門が独自のフィロソフィーを持つため、全体を調整する『フォロワーシップ』が重要です。一方、スタートアップでは事業を牽引する『リーダーシップ』が求められるのではないか」と分析。これに対し小林氏は、「求められるスタイルは違えども、アウトプットとして『何かを動かす』という目的は双方ともに同じです。そのために現場へ足を運ぶという本質的な行動は変わりません」と応じた。
議論の総括として、小林氏は経営企画の役割を3つのキーワードで表現した。
