なぜ御用聞きに見えるのか?
経営陣が意思決定に集中するために生まれる部署が経営企画部門だとすれば、経営企画部門のミッションは「経営陣が最適な意思決定に集中できる環境を整えること」になります。予実の数字を集めて資料化する仕事も、経営陣に判断材料を提示して彼らが意思決定をしやすくするためなのです。

このミッションを実現するためには、経営陣が決定した事項を代わりに推進する役割も求められます。予実管理や経営計画の策定で終わるのではなく、それを実現するために自ら動くことも、経営企画部門の正しいあり方だと言えるでしょう。
