SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

企業価値向上のためのFP&A

FP&A導入の最大の目的とは何か──導入を阻む「二つの壁」、本社経営企画が果たすべき「真の役割」とは

第1回ゲスト:千葉商科大学 会計大学院 教授 石橋善一郎氏【前編】

  • Facebook
  • X

FP&Aが目指す「企業価値」の本質

栗原:FP&Aの目的は「株主価値の向上ではなく、企業価値の向上である」と強調されていますね。この違いについて改めてご説明いただけますか。

企業価値 VS 株主価値
出所:石橋善一郎『最先端の経営管理を実践するFP&Aハンドブック』(中央経済社、2024年)を参照し編集部にて作図

石橋:コーポレート・ファイナンスが定義する「事業価値」とは、各事業部が将来生み出す予測フリー・キャッシュフローの現在価値です。また、「企業価値」とは事業価値の総和なので、企業価値の向上は事業価値を上げずに実現できません。よって、本社の究極の目的は、事業部において事業戦略を実行し、事業価値を最大化し、その総和である「企業価値を最大化すること」だと言えます。

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます
  • ・翔泳社の本が買える!
    500円分のポイントをプレゼント

メールバックナンバー

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
企業価値向上のためのFP&A連載記事一覧
この記事の著者

栗原 茂(Biz/Zine編集部)(クリハラ シゲル)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • X

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング