パナソニックR&Dカンパニー オブ アメリカおよびパナソニック ホールディングス(以下、パナソニックHD)は、AI技術「UniEgoMotion」「Reflect-Dit」を開発した。


UniEgoMotionは、従来の三人称視点やシーン情報に依存しない新たなアプローチにより、一人称視点動画や頭部軌跡から高精度な3D動作の再構成・予測・生成を実現する統合型モーション拡散モデル。この技術は、現場作業可視化・効率化の範囲拡大への活用に加えて、リアルタイム動作解析や現場作業支援、リハビリ・ヘルスケア分野での動作モニタリングなど、幅広い事業領域での活用が期待される。


Reflect-Ditは推論時に生成画像を自動で改善する技術。生成画像の改善点をテキスト形式で画像生成AIに直接フィードバックする新たなアプローチにより、学習しなくても生成結果を自動で改善する手法を開発した。例えば、住宅事業における、顧客提案の際の住宅レイアウト・照明デザインカタログの作成に本手法を適用することで、営業担当者は手元のPCで簡単にカタログの編集を行える。
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