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ドリームインキュベータと電通、インド市場に特化した市場進出・新規事業支援ソリューションを提供

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 ドリームインキュベータ(以下、DI)と電通は、共同でインド市場に特化したグロース型コンサルティングソリューション「Go-to-India Solutions」の提供を発表した。

 DIは2014年にインド進出を開始し、日系企業のインド進出コンサルティングおよび実行支援を行ってきた。同ソリューションでは、DIが培ってきた、日系企業のインド参入における、戦略コンサルティング視点でのビジネスプロデュース力と、電通の長年培ったインド社会や生活者インサイトの知見を融合。これにより、インド市場における社会経済動向や技術トレンド、新たな生活習慣を読み解くことが可能となる。また、“売れる機運”を的確に捉え、実証(検証)とスケール(拡張)の両方でクライアントの市場参入評価から事業戦略の策定、事業の立ち上げから実行伴走に貢献するという。

 同ソリューションの特徴は次のとおり。

①インド生活者の激しい変化を細やかに理解・把握する視点

 同ソリューションでは、多様なインド生活者を捉える独自のツールを開発している。

ツール例:電通未来曼荼羅インド版

 電通未来曼荼羅インド版を活用し、インドの未来の社会や生活者ニーズ、価値を探索。これを満たす商品・サービス・事業のアイディエーションを行う。

ツール例:AIを用いたインド市場・顧客の分析

 AIを活用したインサイト抽出により、スピーディーに市場と顧客分析を行う。

  • ターゲット商材や競合商品などをキーワードにSNSなどからターゲット層に関する公開情報を収集・分析
  • AIによる分析から関連ワードまで拡大し、ポテンシャルターゲットを抽出
  • 他マーケット間やカテゴリ間の比較から、当該マーケットの特性を可視化

②インド市場環境の把握と事業内容・戦略の策定および実行支援

 DIがVC投資で培った現地インサイダーネットワークをベースに、潜在顧客や競合、パートナーなどへの個別インタビューやデータアナリティクスを駆使し、インドの社会課題やデジタル化などのトレンドを分析。その上で、B2BおよびB2Cを問わずクライアントである日本企業に適した有望事業機会を洗い出し、自社ケイパビリティ・競合状況・KSF(Key Success Factor:重要成功要因)を踏まえて事業展開仮説の提案を行う。スタートアップを含む現地企業と日本企業の事業・資本提携実現の支援や政策連携の豊富な実績を踏まえ、クライアントのケイパビリティ補完の一環として、実現性があり効果的なパートナーリング戦略も提案。戦略策定後は、戦略の実行と実現に向け、伴走支援を行う。

サービス例:参入事業領域特定・戦略策定

 市場環境分析、バリューチェーン分析、市場ポテンシャル・競合分析、潜在顧客・競合・パートナーヒアリング、KSF分析、有望事業機会の洗い出し評価、ビジネスモデリング、計画への落とし込みなどを行う。

ツール例:インド市場マーケティング計画策定支援フレームワーク

 顧客インサイト、市場環境、競合状況、商品・サービスの強みなどを総合的に整理・分析し、目的に応じたマーケティングの方向性を明確化。中長期視点での戦略プランを言語化・構造化する。

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