AI時代に変わる、「上司力」と「人間の役割」とは
小宮:全社員が自分のAIエージェントを持つようになれば、業務効率は劇的に向上しそうです。一方で、AIのアウトプットを正しく評価・判断するためのスキルも必要になるのではないでしょうか。
木村:私はそれを「上司力」と呼んでいます。生成AIは非常に優秀な部下であり、一瞬で「60点の答え」を持ってきます。しかし、そのままでは、実際の業務の場面では使い物になりません。出てきた回答に対して、「それは付加価値につながるのか」「現場で本当に回るのか」「このまま実行して責任を持てるか」、といった点を考慮し修正を指示して「100点」に近づける役割は人間が担わなければなりません。
