2025年11月20日、アトラシアンは、ナレッジ共有プラットフォーム「Confluence」が、ITRが2025年10月に発表した「ITR Market View:コラボレーション/ナレッジ共有市場2025」にて、国内市場シェア1位(46.4%)を獲得したと発表した。

ITRの調査によれば、2025年度の国内ナレッジ共有市場は前年比15%増加と拡大傾向にあり、Confluenceはその中で高い支持を得た。生成AIやリモートワークの普及が進む中、情報共有およびナレッジ活用の重要性が企業で急速に高まっている。
Confluenceは直感的なエディタやホワイトボード、リアルタイムの共同編集、バージョン管理など多様なコラボレーション機能を搭載。AIによる自動要約や検索最適化、コンテンツ提案、ナレッジ自動分類も提供されている。また、AIチームメート「Rovo」との連携により、社内ナレッジの横断検索や自動要約、チャットインターフェースでのページ作成・編集・情報抽出が可能となっている。
これら機能を活用することで、企業内のドキュメント作成やプロジェクト計画、ナレッジベース構築が効率化し、チームや組織全体の生産性向上に貢献している。市場拡大の流れを背景に、今後もナレッジ共有の需要増が見込まれる中、Confluenceや関連AIツールの導入による業務変革が加速しそうだ。
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