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富士通との共創で生まれる新事業は? 「スポーツ×テクノロジー」で未来を創るピッチレポート

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AI予測でスタジアムの空席問題を解決、収益を最大化

 3番目に登壇した米国のAIスタートアップMoBagelの日本法人であるSolve AI 代表の西川浩司氏は、MoBagelのソリューションを活用した「スタジアムの空席問題解決」を提案した。

 チケット購入データや天候、対戦相手などのデータをAIに学習させ、一人ひとりの来場確率をスコアリング。「売れなさそうな席」や「来なさそうな人」を事前に予測し、インセンティブ付与や公式リセールへの誘導といった施策を自動化する。米国のプロサッカーチームでは来場率が15%改善した実績を持つ。西川氏は、富士通が提供するチケット販売管理システム「Ticket Revolution(チケレボ)」とAPI連携させることで、日本のスタジアムを満席にし、収益向上に貢献したいと語った。

Solve AI 代表 西川浩司氏
Solve AI 代表 西川浩司氏

部活マネジメントとAIエージェントによる次世代の指導

 RIGHTHAND CEOの菅原右敦氏は、現在50以上のチームで導入されている部活マネジメントアプリをベースに、富士通のモーションキャプチャー技術を活用した「部活版AIエージェント」の構想を発表した。

 動画解析を通じて正しい動作を可視化し、トップアスリートによるレッスン動画を配信することで、地方の指導者不足や教員の負担軽減といった社会課題の解決を目指す。富士通の常盤氏からの「フィジカルデータの連携も考えたほうが良いのでは」という指摘に対し、菅原氏は「アプリ内にフィジカルデータを記録する機能があり、それを連携させることで個別に最適化された指導を提示できる」と応じた。

株式会社RIGHTHAND 代表取締役CEO 菅原右敦氏
株式会社RIGHTHAND 代表取締役CEO 菅原右敦氏

体力テストデータのビッグデータ化で健康経営を支援

 Pestalozzi Technology 執行役員 ビジネス本部 副本部長の井手健一氏は、全国約5,200校に導入されている体力テストのデジタル集計アプリ「ALPHA」のノウハウを活かした共創提案を行った。

 学校現場で蓄積したビッグデータをAIに学習させ、現在の体力から将来の体力をシミュレーションするモデルを構築。これを富士通やジー・サーチの技術と連携させ、地域活性化、タレント発掘、そして企業向けの健康経営支援(ALPHA for biz)へと展開する構想だ。ベースボール&スポーツクリニックの馬見塚氏からの「体力テストの結果だけで健康は測れないのでは」という問いに対し、井手氏は「体力を上げることだけを目的とせず、運動を楽しく継続するためのアドバイスを提供する思想に基づいている」と説明した。

Pestalozzi Technology 執行役員 ビジネス本部 副本部長 井手健一氏
Pestalozzi Technology 執行役員 ビジネス本部 副本部長 井手健一氏

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特殊マウスガードでスポーツ障害を予防

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梶川 元貴(Biz/Zine編集部)(カジカワ ゲンキ)

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