アビームコンサルティングとNotion Labs Japanは、戦略的パートナーシップを締結し、2026年10月より「ナレッジ起点AI組織変革支援サービス」の提供を開始すると発表した。企業内に分散するナレッジをAIエージェントが活用できる形に整え、人とAIの協働を前提に業務プロセスと組織運営を再設計することで、継続的な変革を支援する。

多くの企業ではAIが参照すべき情報が組織内に分散し、業務の勘所や判断理由といった暗黙知が個人に留まるため、AIエージェントを導入しても全社的な業務・組織変革につなげにくいという課題がある。両社は、アビームの業務・組織変革およびチェンジマネジメントの知見と、Notionの業務・ナレッジ統合プラットフォームを組み合わせ、変革構想の策定からAIエージェントの実装、組織への定着までを一貫して支援する。
サービスは3つの柱で構成する。①経営課題の特定や業務プロセスの可視化、AI活用戦略立案、AI CoE構築などを行う構想策定コンサルティング、②Notion AIやCustom Agents、Calendarなど標準機能の導入・定着支援、③Notion Developer Platformを活用した業務システム連携とカスタムエージェントの個別開発である。③ではPublic APIやMCPサーバー連携により、SAPなどの基幹システムやSalesforce、Microsoft 365などとNotionを接続し、営業、人事、経理、法務、ITなど業務別のエージェントを設計・実装する。
アビームはコンサルティングとサービス提供、Notionは変革基盤となる「Agent OS」の構築や製品ロードマップの共有、技術支援を担う。初年度は製造、金融、商社をはじめとする国内大手企業を中心に導入を進め、得られた知見を業界別のリファレンスアーキテクチャおよびベストプラクティスとしてパッケージ化し、日本市場に展開する。



