東大・松尾研発スタートアップのProx Industriesは、三菱電機が進めるPhysical AIの研究開発において、複数ロボットの協調動作を検証するシミュレーション活用の技術アドバイザリ支援を実施したと発表した。支援にはNVIDIA OmniverseおよびIsaac Simを活用した。

主な支援内容は3つある。1つ目はシミュレーション環境の整備と強化学習の活用支援だ。Isaac Labを用い、四足歩行ロボットの歩行・物体運搬や、ロボットアームによる物体の把持・移動を題材に、強化学習の設定方法などを共有した。
2つ目は、画像処理やVLM(画像と言語を扱うAIモデル)による対象物・障害物のセンシングと、LLMによる言語指示の解釈・目標選択を、ロボットの動作につなげる実装支援である。3つ目はロボット間の通信による情報共有・協調動作の検証支援で、技術的課題の整理や改善方針の検討も支援した。
これらを通じ、三菱電機における継続的な研究開発に向けた基盤づくりを支援したとしている。
【関連記事】
・三菱電機、「統合報告書 2026」を公開 新中期経営戦略と循環型デジタル・エンジニアリングへの変革
・三菱電機、AIで約15万人の人財データを可視化 2029年度までに「グローバル人財情報基盤」整備
・三菱電機、新中期経営戦略を発表──構造改革から事業モデル変革へ 30年度に調整後営業利益率12%以上
この記事は参考になりましたか?
- 関連リンク
- この記事の著者
-




