SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

『ベンチャー白書2015』

「大企業×ベンチャー」のオープンイノベーションをデータから俯瞰する

『ベンチャー白書2015』のエッセンス(第2回:CVC編)

  • Facebook
  • X
  • Pocket

CVCの目的は何か?

 VECがヒアリング調査を実施したところ、多くの企業がCVCの目的を「戦略的な目的」だと回答しました。多くの場合、自社の業務とのシナジー効果を期待して投資をしているようです。また、メーカーの場合は、CVCをR&Dの一環として位置づけている企業もありました。最新の技術情報やトレンドを得るためにCVCを行っている企業もありましたが、この場合は、LPによる少額な出資が多いようです。

 フィナンシャルリターンを得る目的でCVCを実施している企業は少数にとどまりました。中には「フィナンシャルリターンをまったく考慮しない」という企業もありました。
 CVCのメリットとして、ベンチャー企業と協業することにより、意思決定や製品の開発速度が向上する可能性があるということが挙げられます。自社内で研究開発可能な分野でも「時間(さらには人材)を買う」という意味で、ベンチャー企業のイノベーションを活用することは大きな意義があるといえるでしょう。

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
『ベンチャー白書2015』連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

一般財団法人ベンチャーエンタープライズセンター(イッパンザイダンホウジンベンチャーエンタープライズセンター)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • X
  • Pocket

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング