クライアントが長期に渡り温めた「膨大なアイデア」を短期間で整理しつつズレを無くす
最後の事例はアプリサービスの新規開発である。このケースは前の2つのケースとは異なり、非常にサービスリリースの時期が差し迫った段階での導入となった。
クライアントは、とあるエンタメ事業を行っている企業。そのため、最終的にはその企業が持つ既存のコアコンピタンスに帰結することが求められている。また、構想自体は長期に渡り検討されていたため、そこで抽象的に描かれていた価値仮説を具体的なサービスとして導入・実現することが課題となる。
シナリオはまとめられている状態だが、まずは、実際にその抽象的なシナリオを、どのようなアプリのUIに落としていければ具体的なシナリオとして完結するのか、というところの検討が必要だったと、株式会社コンセント サービスデザイナーの小橋真哉氏が語った。