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『ベンチャー白書2015』

ベンチャー白書のアンケートデータが示す、「求めている人材像、海外展開の行き先」

『ベンチャー白書2015』のエッセンス:最終回

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ベンチャーが今必要としてい人材像とは?

 回答企業全体では、もっとも採用が必要な人材は「営業・販売促進の担当者」、次いで「技術開発の担当者」となっており、どちらも回答企業の半数以上が必要としていました(図7)。
 VC出資の有無でみた場合、「VC出資あり」はCOO(最高執行責任者)、CFO(最高財務責任者)、CTO(最高技術責任者)等の責任者を必要としている割合が高く、なかでもCTOの採用ニーズが非常に高くなっています。「VC出資あり」の企業はIPOを視野に入れている割合が高く(図4)、組織体制の強化に当たり、責任ある立場の人材をより必要としていることがうかがえます。また、「技術開発」については責任者だけでなく、担当者へのニーズも高く、採用ニーズの中でもっとも高い63.6%となりました。「VC出資あり」の企業は、「技術開発」に関する人材が不足していることが見受けられます。

人材ニーズ図7. 人材ニーズ

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一般財団法人ベンチャーエンタープライズセンター(イッパンザイダンホウジンベンチャーエンタープライズセンター)

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