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東急電鉄、「社内起業家育成制度」を活用してインバウンド・海外事業展開を強化

東南アジア現地企業と連携して翻訳・ローカライズ事業「YaQcel」を開始

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 東急電鉄は、6月15日から新規事業として、翻訳・ローカライズ事業「YaQcel(ヤクセル)」を開始すると発表した。この事業は、東南アジアの現地企業と連携し、現地ネイティブによる本格的な翻訳や、相手の文化や習慣を考慮して、齟齬のないように現地言語へ変換する「ローカライズ」サービスなどを展開するもの。(写真は「YaQcel」担当 プロジェクトリーダーの江口博昭氏)

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 翻訳・ローカライズ事業「YaQcel」は、東急電鉄が2015年4月に創設した「社内起業家育成制度」を活用したもので、5月に事業化した会員制サテライトシェアオフィス「NewWork」に続く第2号案件になるという。

 この事業では、英語・中国語はもちろん、東南アジアで東急グループと親交のある現地翻訳企業と連携し、ベトナム語・インドネシア語・クメール語など東南アジア諸国の言語を中心とした計11か国語に対応する翻訳サービスを展開する。

 「ローカライズ」サービスでは、文化的背景への知識・理解や高度なIT技術を駆使して、単に言語を翻訳するだけでは正確に伝えきれない文章・図表を、各言語の表記ルールを考慮したり、文化の違いに応じて補足説明を加えることで、現地言語でより伝わりやすいものに変換する。

 またこの事業では、日本語から現地言語への「直接翻訳」を導入しており、日本語から英語、英語から現地言語へ翻訳する「間接翻訳」よりも、短期間でより精度の高い翻訳を実現することができるとしている。

 さらに、Illustrator、Photoshopなど、多様なソフトウェアにも対応することで、一般的な翻訳によって文字数が変わることで生じやすい構成の崩れを未然に防ぐことができるという。そのため、翻訳した図表をWebサイトやアプリ、デジタルサイネージなどに、そのままアウトプットすることができる。

 「YaQcel」サービスは、次のような高品質と多様なサービス展開を特徴としたものだという。

  • 海外の翻訳企業と連携することで、対応言語に合わせた「本格的ネイティブ翻訳」を実現
  • クライアントでの使用状況に合わせた用語管理により、「翻訳の用語統一」を推進
  • クライアントのニーズに合った「適切な文型」や「レイアウト」を提供
  • クライアント専属の翻訳マネージャーを割り当て、一貫したサポート体制を用意
  • Webサイトの構築とローカライズの一括受託が可能
  • 吹き替えをはじめとした多言語シナリオの編集や、動画作成の対応が可能

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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