新しいアイデアを生むためには「共通の問い」を持つこと
新しいアイデアを生むための近道は、「会うべき度」にも見られるように「関係性の多様性」にキーがある。たとえば、自分と異なる業界に属していたり、専門性を有していたりする人が出会うと、持ちうるアイデアも異なっているからこそ、混ざり合って新しいものが生まれるという発想だ。
石川氏は「研究の世界では専門性は違っていてもいいが、問いは共通であるべきだといわれる」と話す。なぜなら、アイデアを「その人なりの問いに対する答え」と言い換えれば、共通の問いを解くためにアイデアを掛け合わせることが期待できる。