ビジネス価値を創造する匠Method
匠Methodは、価値創造活動をサポートするシンプルな手法であり、その基本部分はたった6枚の図で構成されます。
匠Methodの活用領域は、ビジネス企画、プロダクト企画、システム開発企画、企業デザイン、部門デザイン、業務改革、キャリアデザイン、日常の業務テーマと幅広く使われています。
匠Methodがサポートする価値創造活動は、従来は才能ある属人的能力と考えられていた部分を、デザイン思考と論理思考の両方のタイプの図を取り入れ、二つの観点の図を行き来することで、価値創造活動を感性と論理性の両面で洗練化させるための形式的 な知識にしました。また、ビジネスパーソン誰もが使える分かりやすさの追求と、短時間に仕上げられるシンプルな図によって、これまでのビジネス企画、製品企画などといった企画活動の迷走や戦略性の欠如、未来価値の欠如を防ぎ短時間で企画が進んでいけるのです。
匠Methodが目指すものは、ビジネスパーソンが持つべき第二のスキル(価値創造スキル)なのです。第一のスキルとは日本で定着している実施スキル(PDCA「Plan,Do,Check,Act」)であります。これだけでは価値創造を行う前に計画(Plan)を立ててしまうか、価値創造段階は属人的な活動となってしまい、実施活動に移った際に価値創造がうまく進んでいなかった事が闇に隠されてしまうことも多いと思います。また、実施スキルだけでは、どうしても前年度の活動を前提にものごとを考えてしまい、これまでのビジネス慣習に捕らわれた計画となってしまうものです。
このような問題を踏まえ、実施スキルの前段階に価値創造スキルである匠Methodを使うことで、もっとも価値が高く実現性のある企画を生み出すことができるようにしたのです。
匠Methodで目指すのは、社会環境の変化やIT技術の進歩によるビジネス環境が大きく変化する中、新しい時代にふさわしい新しいビジネスを描けるようにすることや、人材を創出することなのです。
例えば、製造業のERP製品を提供する企業では、匠Methodを使って新製品構想を行いました。元々、世界的に活用されていた製品ですが最近のクラウド製品に下手をするとやられてしまうという恐怖感もあり、これまでの企画方法では自分たちの勝ちパターンから抜け出せないと思われて匠Methodを使いたいという依頼がありました。
そこで10回×4時間で企画構想を匠Methodにより行い、「未来構想-ビジネス価値-製品価値-プロジェクト戦略-業務要求-具体活動」を見える化し、同時並行的にブランドイメージも創り上げられました。
結果は、スピーディに社内外で認められ、世界展開も順調以上に進んでいるそうです。
何より嬉しいことは、社員たちのプロジェクトデザインを行う能力が大幅に向上したそうです。
匠Methodの価値分析モデル図には、ステークホルダーの嬉しい言葉を創るのですが、匠Methodは、「皆のうれしいを創造する」活動であり、それが自分達を嬉しさに導くのです。
匠Methodの概要と事例紹介のイベント開催
匠の夏まつり2017 ビジネスをデザインする匠Method
~成功したビジネスのいろんなカタチ~
□ 日時 : 2017/07/05(水) 17:00~21:00 ※終了後懇親会あり
□ 会場 : 秋葉原UDX Gallery Next-3(4F)東京都千代田区外神田4-14-1
□ 主催 : 株式会社 匠BusinessPlace
□ 入場料 : 2,000円
□ 申込 : 公式サイト