「オフィスコイン」はスマートフォンアプリ上で利用できる電子通貨で、会社、 ビル、コミュニティなど、特定の単位で利用することのできる地域通貨。
導入の目的としては、コミュニケーションの活性化や社員のモチベーション喚起、福利厚生としての活用などが考えられるという。
通貨の利用場所は、社員食堂や弁当販売、置き菓子の支払いなど、さまざまなシーンで用いることができ、オフィスでの決済をキャッシュレスに実現する。
チャージや残高確認はアプリ上で行えるほか、社内システムやグループウェアと連携すれば、社員一人ひとりのステータスに応じた、より効果的な施策に活用できるほか、給与の一部をコインで支払いとする運用も可能となっている。
アイリッジでは商用化に際し、 7月3日(月)から自社内での実証実験を一ヶ月間行いサービスの改善に役立てるという。全社員に一人当たり1,000コインを付与し、社員は自身のスマートフォンにアプリをダウンロードし、 チャージと決済を行う。
アイリッジでは、他にも飛騨信用組合などと電子地域通貨の実証実験も行っている。
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